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新人紹介
労働者の権利や生活の安定を守りたい

旬報法律事務所 金 東煥

1 自己紹介
  はじめまして。旬報法律事務所に所属しております74期の金東煥と申します。私は、韓国で生まれ、7歳のころ、父親の仕事の都合で日本に移り住みました。日本に来た当初は全く日本語が話せず、友人とのコミュニケーションや小学校の簡単なテストでも大変苦労しました。自分の氏名「きむどんはん」の字が上手に書けず、先生に赤ペンで氏名を修正してもらうこともありました(特に「ん」の字が上手く書けませんでした。今でも苦手です。)。
  その後は、周りの人たちに支えられて、何とか司法試験に合格し、中学生のころから興味のあった労働法の世界に足を踏み入れました。
  趣味は、スポーツ観戦と体を動かすことです。私の事務所では「旬報野球観戦部」という名の事務所非公式LINEグループがあり、事務所の先生と野球観戦に行くことが多いです。この前は、事務所の先生方とWBCの試合観戦をしてきました。また、最近は司法修習生フォーラムからの付き合いで、Twitterでも活躍している、とある友人に影響されて週1でサウナに通い始めました。サウナの後に飲む「スーパーヤクマン」(ドリンクの名称です。)は最高です。

2 弁護士の志望した理由
  私が弁護士を志した理由の1つは、外国人の労働問題に興味を持ったことです。私の父は、日本に来た当初、日本語を話すことができず、仕事で周りの人とのコミュニケーションに苦労しているように見えました。中学生の頃の私は、そのような父の姿を見て、外国人は日本人と同じように権利が保障されているのかという疑問を抱きました。その後、技能実習生等の外国人の労働問題のニュースを目にし、外国人も日本人と同じように労働法の権利を行使できるように活動していきたいと思うようになりました。
  現在の事務所では、外国人の労働問題も扱うことが多いです。外国人の方は、特に言語や立場の面で、使用者の違法な待遇に対して声を上げることが難しいのではないかと感じています。
  私は、様々の労働問題の解決を通じて、日本で働く全ての労働者の権利や生活の安定を守る弁護士になりたいです。

3 自由法曹団と私の今後
  正直な話、事務所に入所するまで自由法曹団という名前を聞いたこともなく、強い動機をもって、自由法曹団に入団したわけではありません。事務所に入所したと同時に自動的に入団することになりました。今でも、自由法曹団がどのような活動をしているのか、現状を把握できていないところもあります。今後の活動を通じて、自由法曹団のことを知れたらなと思っております。今年の自由法曹団の野球大会は事務所チームで参加出来たらと思います。そろそろ、大会に向けて練習を再開していきます。とりあえず、実家から野球のグローブを送ってもらうようにします。
  今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。


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