新人紹介
異国の地で心細い思いをしている人に寄り添いたい

弁護士法人響　宮川　虎太郎

１　自己紹介
　はじめまして、弁護士法人響に所属する74期の宮川虎太郎と申します。出身は神奈川の横須賀ですが、旅行が好きで、訪れたことのない土地に行ってみたいという思いから修習地は九州を希望し、熊本で1年間学びました。
　九州各地を巡る充実した修習生活を送る一方で、熊本という地が数々の人権侵害の舞台となり現在に至るまで闘いが続いている場所であると知りました。
　自由法曹団に所属している弁護士の先生方をはじめ多くの方々の熱意ある言葉を聴くにつれ、自分も人権問題に取り組んでいきたいと強く感じるようになりました。

２　弁護士を目指した理由
　学生時代、多くの途上国を訪れ、貧困や紛争の爪痕を目の当たりにしたり、難民の方と交流したりする中で自分も何か役に立ちたいと思ったことが弁護士を目指したきっかけです。
　教育面や経済面など支援の手段はたくさんありますが、それらを最大化させるためにはまず法制度を整え活用していく必要があると思い、法律で問題を解決していく道を選びました。

３　今後について
　将来的には、私が弁護士を目指すきっかけになった国際的な法律問題にも携わりたいと考えています。また、国内の外国人問題にも積極的に携わりたいと思っています。私も一人で海外を訪れたことがあり、外国にいることの不安と孤独を知っています。海外で法的トラブルに巻き込まれる不安は計り知れないと思うので、異国の地で心細い思いをしている人に寄り添いたいと考えています。