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新人紹介
人権問題に関わろう

弁護士法人・響 秋和 雄一

1 自己紹介
 司法修習74期、修習地はさいたま、出身・育ちは東京都国分寺市、出身大学は中央大学法学部法律学科です。
 司法試験は、予備試験を合格した翌年に合格しました。年齢も50歳に接近していたので、独立するか就職するか悩みましたが、まずは安定した職をと思い、就職活動しました。就職活動は難航しましたが、何とか弁護士法人・響に就職することができました。自由法曹団との直接的な出会いは、響の就職面接で、代表の西川先生に強く自由法曹団への入団を勧められた時でした。
 私はシングルファーザーをしている間、色々な事情もあって稼ぎも少なく貧しい生活を実体験し本当に辛いと実感したので、弁護士になったら貧困に困っている人の力になりたいと思っていました。ですので、生活保護問題など、貧困からの脱却にも取り組む自由法曹団の活動やそうした活動に関わっている響に強く惹かれ、響に就職するとともに自由法曹団にも入団しました。

2 弁護士を目指したきっかけ
 私は、長い期間社会人や司法書士として仕事を続けてきて、何度も予備試験に挑戦した結果、これに合格し、さらに難関の司法試験にも合格することができましたが、必ずしも何か強いきっかけがあったわけではありません。ただ、強いて言えば、司法書士より弁護士の方がより広い職務を行うことができるとともに、司法書士のバッジでは簡易裁判所にしか入ることができませんでしたが、弁護士のバッジであれば地方裁判所にも入ることができ、格好良いと思ったからでしょうか。ただ、受験期間中に利用していた伊藤塾の、「自然と明日の法律家講座」などで人権問題について学ぶたびに、日本国憲法という素晴らしい憲法を有する日本であるにもかかわらず、人権が軽視され、弱者が蔑ろにされている状況について憂慮し、憤慨を覚えることがありました。
 元々貧困問題をはじめとする人権問題に深い関心を持ち、弁護士になったら必ず人権問題に関わろうと決意していたのですが、受験期間が長期化するにつれてその決意は薄れてしまい、最終合格したころには人権問題への関心は少なくなっていました。しかし、合格後にはある程度心の余裕も出てきたところもあり、再度人権問題に関心を持つようになりました。

3 現在とこれから
 いまは、弁護士法人・響で債務整理を中心に業務に従事しています。まだまだ日々の業務で手一杯ですが、自由法曹団の催しはできる限り参加し用途考えております。先輩方の活躍に心を躍らせつつ、そのうち私も、自身の経験も精一杯活かしながら、先輩方のように人権活動・平和活動・護憲活動に勤しみたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。


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