新人紹介
争いごとに巻き込まれて弱い立場に置かれている方の人権保護に目を向けたい

弁護士法人響　石中　康太

１　自己紹介
　皆様はじめまして、７４期弁護士の石中康太と申します。
　私は、千葉県市川市で生まれ、中学生の時に、現在も住む東京都江戸川区に移り住みました。その後、都立両国高校、中央大学法学部、中央大学法科大学院既修者コースに進学し、司法試験に合格しました。合格後は、前橋で修習を行いました。修習中は、実務に関する学修を進めつつも、群馬県内の赤城山、榛名山、妙義山の三つの山々に登頂して、体力も養いました。
　趣味は水泳で、夏の間は暇さえあれば泳ぎに行っています。またカフェ巡りにも関心があり、個人経営の落ち着いた雰囲気の喫茶店を見つけると、ついつい足が向き、一日中過ごすこともあります。

２　弁護士を目指した理由
　私は、もともと争いごとが好きではなく、揉め事があると収めたいと思うことが子供の頃から多くありました。そのため将来は、そうした揉め事を収め、解決できるような仕事に就きたいと、漠然と考えることがありました。そんな時、当時仲の良い友達が弁護士になりたいという話をしてくれたことがきっかけとなり、自分も弁護士になりたいと考えるようになりました（ただ、その友達は小学校卒業後疎遠になり、弁護士になったのかは分かりません。）。
　ただ、その後は特にそういった進路を意識することなく大学生となり、本格的に自身の進路を決めなくてはならない時期に至って、このまま漫然と人生を歩んでいって良いのか、小学生の頃からの思いを実現すべきではないのかと考えるようになり、法科大学院への進学をすることにしました。ただ、事情により学費を自身で捻出をしなければならなかったため、週７で塾講師を行うとともに、週２で家庭教師を行うなど、決して恵まれた環境にあったわけではありませんでした。しかし、元来法律の勉強が楽しいと感じていた私は、司法試験の勉強にもかなり前向きに取り組むことができました。

３　自由法曹団と私の今後について
　弁護士登録後、現在も勤務する弁護士法人響に入所しました。もともと、上記のとおりそこまでしっかりとした志望があったわけではないのですが、同じ事務所に所属する先輩弁護士の多くが所属していたこと、争いごとに巻き込まれて弱い立場に置かれている方の人権保護に目を向けたいと思ったこともあって、自由法曹団に入団しました。
　恥ずかしながら、まだまだ活動にはそれほど参加することができていないのですが、弁護士も約２年目（正確に言えば、昨年５月から働き始めたため、９か月目です。）になり、ある程度余裕が生まれ始めたところもありますので、今後は積極的に活動に参加し、諸先輩方の背中を見て、成長していきたいです。
　まだまだ若輩者の身ではございますが、今後とも何卒宜しくお願いします。