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新人紹介

弁護士法人・響 高橋 英一

1 自己紹介
 司法修習69期、修習地は大阪、出身は大阪府八尾市、育ちは大阪市、出身大学は同志社大学法学部法律学科、出身法科大学院は甲南法科大学院です。
 司法試験は旧司法試験から始めて、法科大学院卒業後に新司法試験を三振し、予備試験を合格した翌年に合格しました。司法修習終了後は某大手事務所に入所しましたが入所前の労働条件との相違があったので短期間で辞め、そのまま弁護士も辞めて、趣味の模型を作りネットで売って生活するつもりでした。しかし、模型も思ったようには売れずにたちまち生活に困窮してしまいました。その時、自分は模型のプロではないが、司法試験には合格しているから法律のプロになる資格はあるので、やはり生計を立てるにはその資格を活かすしかないと思い直し再度弁護士を目指し、就職活動しました。短期間の弁護士経験しかない私の再就職活動は難航しましたが、司法修習を同じ班で過ごした澁谷先生の居る弁護士法人・響に再就職することができました。自由法曹団との直接的な出会いは響の就職面接で西川先生に強く自由法曹団への入団を勧められた時でした。
 私は弁護士生活を離れている間、作った模型を売って僅かなお金を稼いでも月末に家賃などの支払で一気にお金が無くなってしまうというような貧困を実体験し本当に辛いと実感したので、弁護士になったら貧困に困っている人の力になりたいと思っていました。ですので、生活保護問題など、貧困からの自由にも取り組む自由法曹団の活動やその活動に関わっている響に強く惹かれ、響に就職するとともに自由法曹団にも入団しました。

2 弁護士を目指したきっかけ
 長期戦になったにも関わらず諦めずに司法試験を合格したからには、さぞ崇高な志があったのであろうと思われるかもしれませんが、そのようなものはなく、はじめは大学3年のときに就職活動が嫌だったので、司法試験に逃避しました。しかし、伊藤塾に通っていたので、自然と明日の法律家講座などで人権問題を聞く度に、日本は日本国憲法という素晴らしい憲法があるにもかかわらず、為政者はそれを軽視し国民の人権が十分尊重されていないと憤りを感じました。
 このように旧司法試験を受験していたころは人権問題に深い関心を持ち、弁護士になったら必ず人権問題に関わろうと決意していたのですが、受験期間が長期化するにつれ決意は薄れてしまい、最終合格したころには人権問題への関心は少なくなっていました。しかし、上記のように自分が貧困を体験したことにより再度人権問題に関心を持つようになりました。

3 現在とこれから
 いまは、弁護士法人・響で債務整理を中心に業務に従事しています。弁護士再挑戦の始めなので、日々の業務で手一杯ですが、自由法曹団の催しはできる限り参加しています。先輩方の活躍に心を躍らせています。そのうち私も先輩方のように人権活動・平和活動・護憲活動に勤しみたいと思っております。よろしくお願いいたします。


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