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新人紹介

弁護士法人・響 藤田 圭介

1.弁護士になった理由
 私が弁護士になった理由は、社会の正義を実現するヒーローになりたいと思ったからです。
 私は、幼いころからウルトラマンや仮面ライダー、戦隊ものなどのいわゆる正義のヒーローと言われるものが大好きで、将来は正義のヒーローのようなものになって多くの人を助けたいという思いがありました。
 もっとも、幼いながらも上記の正義のヒーローは空想の世界のものなので実際になれないことは重々承知しておりました。
 そんな折、祖父から「この国には唯一、正義を掲げて戦っていくお仕事があるや」といわれ、弁護士法1条を見せてもらいながら、弁護士は、社会正義を実現することを使命とする仕事であることを教わりました。弁護士法1条は私が初めて見た条文であるとともに、「社会正義を実現することを使命とする。」という言葉に強く感銘を受け、弁護士になって社会の多くの人たちを救いたいと思ったのが、弁護士を目指すきっかけとなりました。
 もっとも、実際に目指している最中は、司法試験などの勉強が苦しく、不合格も数回経験して、何度も何度も弁護士の道をあきらめようと思ったことはあります。時には、アルバイトでウルトラマンなどのヒーローの衣装を着る仕事をしたこともありました。しかし、このような見せかけのヒーローでは自分の気持ちは全く満足せず、実際に人々のために法律知識を使って、役に立ちたいという思いが強くあり、司法試験を続けていくことができ、ようやく弁護士になることができました。
 実際に弁護士になった今となっては、初めて見た法律が弁護士法1条であったことについては、運命的な出会いのように感じております。
 また、弁護士バッチを付けている時は正義のヒーローになっているんだという自覚を持てるようにもなっております。
 なお、祖父は法曹関係者でも、法律関連業種の人間でもなく、単に刑事ドラマが好きで知識をつけた人間です。

2.自由法曹団に入った理由
 私が自由法曹団に入った理由は、戦う集団の中で切磋琢磨し、社会正義を実現したいという思いがあったからです。
 私は、司法試験の勉強の中で一番興味関心を持った科目は憲法でした。国家権力からの規制に対して、人々の権利・自由をどのように保護することが公共の利益との関係で合理的であるかどうかを考えることに面白味を感じていました。そもそもの法律の勉強を伊藤塾に通って学び、伊藤真先生の影響を受けたという経緯もあります。やはり国家権力や上位階級の者たちから人々の権利・自由を保護し憲法の価値を実現することが社会正義の実現にかなうことだと考え、弁護士になり日々国家権力・上位階級の者たちに対して戦っていきたいと思いました。そして、その憲法の価値を実現するために日々戦って、幾多の判例を作り上げてきた集団が、自由法曹団であると思い、そのような集団で自分も切磋琢磨していきたいと思い、入ることを決めました。


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