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新人紹介

弁護士法人響 山本 皓太

1 これまでの経歴など
 はじめまして,71期弁護士の山本皓太と申します。私は,千葉県木更津市出身で,千葉県立幕張総合高等学校,明治大学法学部,明治大学法科大学院未修者コースに進み,その後様々な業種のアルバイトを行いながら,司法試験合格を目指して勉強し,最終的には川崎市役所の市民オンブズマン事務局で専門調査員の仕事をしながら,ようやく司法試験に合格することができました。
 修習地は,千葉県で,弁護修習は松戸支部に配属され,木更津から松戸,野田まで千葉県を縦断しながら修習を行い,現在は弁護士法人響にて,1年目の弁護士として活動させていただいております。

2 弁護士を目指したきっかけ
 私が弁護士を志望するようになったきっかけは誇れるものではなく,漠然としています。小学校からサッカーにのめり込み,高校時には部員120人近くもいるサッカー部に所属しながら,プロサッカー選手も目指していたくらい本気で打ち込んでいました。通学に1時間半もかけながら早朝練習から夜練習まで必死にサッカーを続け,一時はレギュラーにまで登り詰めましたが,怪我をしたことで目標を失っていました。そんな高校生の時,進路を決めなければならず,やりたいこともなかった私は,友達と一緒に性格診断でどの進路が向いているかを診断する適性進路占いのような樹形図を使い,たまたま行き着いた先が弁護士でした。それから弁護士について具体的に考えるようになり,日常生活の中に法律は常に関わってくることを知り,勉強しているうちにどんどん興味が湧いてきました。そして,アルバイト等をしていく中で,本来あるはずの権利が与えられなかったり,ルールが守られていないなど,法律を知らないことで損をしている人や泣き寝入りをしている人たちに多く出会いました。そのような人たちを救いたいと思い,具体的に弁護士になりたいと強く思うようになりました。

3 自由法曹団について
 私は,正直,弁護士法人響に入るまで,自由法曹団の存在を知りませんでした。当初はよくわからず入団し,自由法曹団の活動に参加しましたが,初めて参加したときは,その規模の大きさや活動の内容にカルチャーショックを受けました。皆さんエネルギッシュで,発言も積極的に行い,タイムテーブルが守られたことは今まで一度もなかったのではないかと思います。笑
 修習生の中には,左系の活動を嫌う方も多かった印象ですが,私は大学受験の際に好きになった政治経済がきっかけで,政治活動を行うことも重要だと思っていたので,自由法曹団のような活動団体は貴重な存在だと思っています。

4 今後について
 私は,弁護士として,法律を知らない方や社会的弱者の手助けをしたいと思っていることから,一般の民事事件や刑事事件も行いつつ,これまでのサッカー経験をいかしてスポーツ法の分野でも弁護士として何かできることはないかと日々模索しています。
 また,自由法曹団のようなこれまで多くの判例を作ってきたような先生方と一緒に新たな判例や法改正を実現できるような立派な弁護士になりたいです。まだ弁護団事件などの具体的な活動に参加したことがないので,ご縁があれば積極的に参加したいと思っています。これからぜひよろしくお願いいたします。


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