サマーセミナーの意義と魅力
事務局長 萩尾 健太
- 日本の岐路
「戦争か平和か」「改憲か護憲か」「独裁か民主主義か」「管理統制か自由か」「アベノミクスか反貧困か」「アベ不況か景気回復か」「残業代ゼロか残業規制か」「TPPか経済自主権か」「消費税増税か減税か」「軍拡か福祉か」「金権腐敗か公正な政治か」
まさに日本の岐路、いずれかを選択する参議院選挙が直前に迫っている。
- サマーセミナーの意義と魅力
- 中野晃一教授の講演
今年の選挙の特徴は、安倍政権の悪政を阻止するため、市民に後押しされて野党が共同候補を擁立するなど、かつてない共同の動きが広がっていることである。
そして、この共同の動きを推進した運動の一つに、学者による「立憲デモクラシーの会」がある。その中心メンバーとして戦争法反対、立憲主義回復の市民運動の先頭に立ってきた上智大学教授の中野晃一さんに、サマーセミナーの基調講演をお願いした。
傍観者ではない、運動の渦中にいる実践者として、そして学者として、その取り組みの決算が出されている時期にされるお話しを伺うことは、その後行われるであろう改憲阻止と安倍政権打倒に向けた団員の運動にも大いに寄与することになる。それが今年のサマーセミナーの大きな魅力であり意義でもある。
それだけではない。東京では舛添都知事の突然の辞任により都知事選挙が行われることになった。まだ知事候補も確定していないが、財界と安倍政権に奉仕する都政から住民本位の都政への転換を賭けた重要な都知事選挙である。その総括も含めた重要なお話になるだろう。
- 取り組みの報告と討議
東京支部では戦争法廃止・改憲反対の2000万筆署名が2万筆を超えた。その活動の報告は、これからの改憲阻止闘争にとって大きな意義のあるものとなる。
さらに、東京支部で取り組んできた刑事訴訟法改悪、労働法制改悪、教育・教科書問題についても、各事務所の取り組みを踏まえて2日目に討議する。
都政の公費濫用とオリンピック・道路建設優先、オスプレイ配備、都民いじめの都政の問題も議論することになろう。
これらも、選挙の結果を踏まえてどう取り組むか、議論する必要がある。
さらに団員の皆さんが取り組んでいる弁護団事件についての交流は事件活動に大いに役に立つものである。これらもサマーセミナーの重要な意義と魅力である。
- 大懇親会
さらに、団員相互でさらに腹を割って語りあう機会が恒例の大懇親会である。世代を超えて、先輩の蓄積された経験や新人の新鮮な問題提起を交流でき、おおいに役に立つ。みんなで盛り上がり、夏の活動へ打って出る英気を養おう。
添の申込書に記載のうえ、Faxして下さい。
○日 時 8月26日(金)13:00〜 27日(土)12:00まで
○場 所 ホテルおかだ
箱根湯本駅よりバス→ホテルおかだ(5分程度)
※バスは9:00〜18:45まで毎時15分・45分頃に箱根湯本駅を出発します。
○全日程 1万7000円(1泊2食、会議費含む)
夕食懇親会まで1万円、
懇親会より1万5,000円
会議のみ3,000円
※ 当日現金にて集金します