2012サマーセミナーの告知
今年のサマーセミナーについて
本年も、サマーセミナーを開催いたします。
本年は、第一に、311の震災・津波を踏まえまして、「東京の防災を考える」セミナーにしたいと思います。東京は、関東大震災以降大規模な地震に見舞われていませんが、当時と比較しても人口の増加、高層建築の増加など状況が様変わりしています。
東京都では震度7の直下型地震の発生を含めた4つのパターンの被害予測を立てており、各場合に被害の予測を立てていますが、どの程度の正確性があるか疑問があります。「自助、共助、公助」を柱とする防災体制から、都が責任を持った防災対策を構築させるためにも、我々が東京都の防災について学ぶ必要があると思います。都民の生命と財産に責任を持った防災対策ができているか、どうすればそのような防災対策が作れるのかを一緒に勉強しましょう。最初に本年6月24日に実施された革新都政をつくる会主催の防災バスツアーの報告を行い、その後、中村八郎先生にご講演いただきます。
(中村八郎先生のプロフィール)
1946 年長野県生まれ、日本大学大学院理工学部研究科修士課程修了。
72 年〜76 年 (株)防災都市計画研究所。
76 年〜96 年 国分寺市で防災まちづくり係長、都市計画課長補佐を歴任。
97 年〜02 年 (株)防災都市計画研究所所長(代表取締役/所長)
03 年〜11 年 NPO 法人環境・災害対策研究所(副理事長、事務局長)
08 年〜現在 NPO 法人くらしの安心安全サポーター(理事長)
日本大学理工学部及び大学院非常勤講師。
著書に「防災コミュニティ」(共著)、「これからの自治体防災計画」、「市民参加の防災まちづくり」(監修共著、以上自治体研究社)、「災害に強い都市づくり」(共著、新日本出版)
第2の課題は、「構造改革の現状と取り組みの状況について」です。さまざまな形で進められている構造改革について、状況を理解し、効果的に反撃するためにこちらの構えと対策なども議論できたらと思います。構造改革により切り縮められてゆく地方自治の実態と、憲法上の権利の擁護のためにどう切り込み、たたかってゆくかについて、団本部の構造改革 PT の中心を担われている尾林団員にお話しを伺い、議論したいと思います。
実施要項は以下の通りです。多数団員のご参加を期待しています。
- 日時 8月24日午後1時 30 分開会
1:30〜2:45 防災バスツアー報告(横山聡)と質疑
2:45〜3:00 休憩
3:00〜4:30 中村先生の講演
4:30〜4:45 休憩
4:45〜5:30 質疑・討論
6:30〜8:30 夕食・懇親
8:30〜2 次会(参加費 1000 円)
25日午前9時までに朝食を済ませてください。
9:00〜10:45 尾林団員の講演・質疑
10:45〜11:00 休憩
11:00〜12:00 討論
12:00 解散
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場所 リゾーピア 熱海(右地図参照)
連絡先 0557-83-5959
- 会費 全参加 17,000円
学習会のみ(懇親会不参加、宿泊なし) 2,000円
初日学習と懇親会まで参加 10,000円
懇親会より参加 15,000円
懇親会後宿泊から参加 7,000円
多数の皆様のご参加をお待ちしています。