自由法曹団 東京支部
 
 
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団支部の活動紹介

第23回ソフトボール大会特集

2011年ソフトボール大会を終えて


 毎年恒例秋の企画ソフトボール大会ですが、今年は晴天に恵まれ、大変気持ちよく大会を進行することができました。これも、皆様の日頃の団活動への精勤ぶりの成果といえるでしょ う。と軽く皮肉を加えたところで、本年の総括を行いたいと思います。まず、本年は2 名ほど病院へ行く怪我をされた方が出ましたが、一人は肉離れ、一人は軽いむち打ち程度でしたので、大過なく終わったと言えるでしょう。普段運動しなれていない方が多いので、是非御気をつけていただきたいと思います。もっとも、勝負に没頭していると、練習抜きでスライディングしたり、全力疾走するのも仕方がないでしょう。
 今年は、なかなか接戦になった試合も多く、見ごたえある試合が多かったと思います。通算5回優勝の南部五反田チームの強さもさることながら、特に、新興の「立川ヒメゴンズ」が準優勝だったのが印象的で、比較的新興勢力の「ウエール・みどり」チームも健闘したということで、新しい力の躍進が目を引いたと思います。とはいえ、古豪東京法律が3 位に上がってきていることも、見逃せません。成績の変動の大きい東京合同は、昨年優勝でしたが、今回は「TGS(東京合同ソフト?)48」と名前を新たにしての参戦でしたが、9位とふるわず、48とは平均年齢のことか?と思ってしまいました。一昨年の覇者「Yoyogi Phoenix」も、午前中の奮戦に気を良くして黄色い発泡性飲料を摂取したせいか、午後振るわず7位に終わったあたりが、支部長・事務局長としては悲しいところです。
 運営の面ですが、今年は審判団を結成し、円滑な進行を図れるよう工夫しました。担当していただいた小部団員、鶴見団員、宮川団員外執行部各位のおかげで、全体がスムーズに進められたと評価をいただけました。審判用マスクとカウンターも用意したので、やり易くなりましたし、安全性も確保できると思います。昼食も用意し、懇親会もご招待しますので、次回は出来るならば全グラウンドに専門の審判を配置できるようにしたいと思います。なお、キャッチャーマスクも各グラウンドに配布しましたが安全のために出来るだけ着用をお願いしたいと思います。所々で着用せずに進行していました。
 女性ルールについては、水田審判部長が「女性を出して事務所として一体になるよう」と不退転の決意で今回ルール化したものですが、やってみれば各チームとも女性が活躍して盛り上がっていたのではないでしょうか。特に問題なければこの点は来年以降も維持する方向で考えています。
 さて、最後ですが、本年は各事務所で、また支部全体でも十分懇親が図れたと思います。来年もまた、支部が一丸となって取り組める企画にして行ければと思います。その時は私はプレーヤーで参加したと思います。

たかがソフト、されどソフト

以上


団ソフトボール大会に参加して

南部法律事務所 事務局 畑田 真希子

 まさかのMVP を頂いてしまいました。ソフトボールは体育でやったことしかないのに、何故私が・・と驚きをかくせませんでした。
 こんな栄誉な賞をとることは二度とないと思いますので、感想を述べさせて頂きたいと思います。
 会場に向かうタクシーの中でやる気満々のチームメイト。しかし会場に着いてみると、人数が全然足りない状態。なんとか一試合目に全員到着。不安が残りながらも、一試合目に突入。しかしいざ試合になってみると、チームワークは抜群。みんなの本気度に圧倒されつつも、私なりに頑張った。私は2塁を任されていたが、ルールをあまり知らない私。とりあえず指示通りに動いた結果、なかなか良い動きが出来たのではないかと思う。印象に残っているプレーはフライをとれたこと。とれた瞬間の気分は最高でした。しかし私のバッティングは散々であり、今までストレス発散にバッティングセンターに通い詰めたのが、なんだったのかと思う程、ひどいものでした。
 きわどい試合も沢山ありましたが、みんなの頑張りのおかげで見事優勝することができました。
 大田スタジアムでの試合は、自分が本当に選手になったかのような気分を味あわせて頂きました。来年も優勝出来るように頑張りたいと思います。
 ちなみにMVP の景品はなんと赤ワイン。一瞬にしてみんなで飲み干しました。


燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや

ひめしゃら法律事務所 中田 雅久(立川姫ゴンズ所属)

 「おめでとうございます」「2年目で準優勝なんてすごいじゃないですか」私たち立川姫ゴンズの準優勝に対して、試合後、何人かに、そう声を掛けられた。私は、天を仰ぎ、溜息をつく他なかった。冒頭に挙げた陳勝の言葉が頭をよぎる。
 私たち立川姫ゴンズは、優勝だけを目標にこの1年間厳しい練習に耐え、毎日を戦ってきたのだ。準優勝で満足している選手は誰一人としていない。準優勝という結果は、他のチームなら胸を張れる結果かもしれないが、立川姫ゴンズにとっては、痛恨の極み、優勝以外は2位も最下位も同じである。
 実際、姫ゴンズは、優勝する力を十分に持っていた。開幕投手を務めた主戦投手は、緩急織り交ぜ、コーナーを丁寧につく投球術で、相手バッターを次々と手玉にとった。トップバッターは、一塁からのタッチアップ、果敢なヘッドスライディングなどで、相手の野手に気の休まる暇を与えなかった。何よりも、司法改革の賜物である若きクリーンナップトリオは破壊力十分で、相手投手陣を震え上がらせた。必ずしも親会社の豊富な資金力に恵まれているわけではない我がチームが、よくこれだけの純国産メンバーを揃えられたものだと思う。スカウト、フロントが現場と一体となってチーム作りに励んだ成果と言えよう。関係者の尽力には、心から感謝したい。
 もっとも、十分な控え選手の厚みを持たない姫ゴンズは、連戦に対する代償も大きかった。足をつった選手、その日のうちに筋肉痛がきたから若いと喜んでいるが、実際はそれ肉離れだよというツッコミを受ける選手、そもそも筋肉がないので筋肉痛にすらならない選手。
 姫ゴンズは、傷ついた心と体を癒しつつも、鬼監督の下、早くも次のキャンプに向け動き出している。折しも、今秋のドラフトでは、私たちソフトボール界からもプロ野球選手が誕生した。選手たちは皆、次は自分の番だと意気込んでいる。
 全ては勝利を手にするその日のために。来年の栄冠は既に我が手にあるといってよい。
 最後に、念のため付言すると、チーム名立川姫ゴンズの姫は、所長である杉井静子弁護士からきている。あまりにも当然のことである。


第23回 自由法曹団東京支部
ソフトボール大会結果

優勝  南部五反田
準優勝 立川ひめゴンズ
3位  東京法律事務所
4位  ウェール&みどり共同
5位  旬報ロイヤーズ2011
6位  城北
7位  代々木Phenix
8位  東京東部法律事務所
 9位 TGS48(東京合同)
10位 台東・北千住
11位 渋谷共同
12位 ヤコブ・大気
13位 日本労働弁護団
14位 三多摩連合
15位 ヒノキミAllStars






 
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