自由法曹団 東京支部
 
 
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団員の活動紹介

はじめまして 〜新入団員の自己紹介

台東協同法律事務所  齊藤 彰

  1. はじめに
     69期弁護士の齊藤彰と申します。去年の12月に自由法曹団へ新規入団いたしました。現在は,上野にある台東協同法律事務所で勤務しております。
  2. 入団に至った経緯
     私は,司法修習が開始する1カ月半ほど前,青法協が主催するプレ研修の存在を知りました。私は,修習が開始する前に,予め弁護士の業務に触れ,実のある修習を送りたいと考えていました。そのため,プレ研修に参加すれば,弁護士の業務を触れることができると考え,参加を決めました。
     研修先の事務所では,青法協や自由法曹団に加入されている弁護士の先生が多くおられました。そのため,様々な先生とご一緒させて頂く中で,青法協や自由法曹団の活動についてのお話を聞く機会がありました。それまでは,自由法曹団の名前を知らず,活動の実態も理解していない状態でしたが,お話を聞く中で,自由法曹団の活動に興味を抱くに至りました。
     その当時,私は,就職活動をしており,縁があって現在の事務所の面接を受けました。その際に,自由法曹団や青法協のお話がありました。前記のとおり,自由法曹団の活動に興味を持ち始めていた時期であったため,自由法曹団への入団を決意しました。
  3. 今後の抱負
     私は,現在,消費者問題,特に訪問販売やマルチ商法等の,特商法分野の問題に強い関心を抱いております。訪問販売やマルチ商法等は,知識・経験・判断能力が必ずしも不十分でない消費者に対し,業者が様々な手段を使って勧誘し,消費者に深刻な損害を与える商法です。そのような商法に対しては、消費者自身が知識や対処法を身に付けることが一番重要ですが,それに加えて,弁護士が業者に断固として対峙し,強硬手段や詐欺的手段が大きなリスクを伴うことを業者に理解させる必要があります。
     また,憲法9条改正や共謀罪への反対運動などについても,出来る限り積極的に関わっていきたいと考えております。新規入団して以降,支部総会や五月集会に参加させて頂き,憲法9条や共謀罪をはじめ,最新の議論や問題意識に触れることができました。そのような議論や問題意識は,通常の弁護士業務の中では学ぶことができないため,今後も自由法曹団の活動に参加していきたいと考えております。
  4. おわりに
     自由法曹団が行う人権活動は,弁護士だからこそ,自由かつ積極的に出来るのであり,人権を学んだ弁護士が行うからこそ,社会的に説得力があるのだと思います。私は,弁護士となった以上,そのような人権活動に関わるべきだと考えています。私は,今後,自由法曹団の一員として,様々な活動が出来たらよいと思います。
 
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