自由法曹団 東京支部
 
 
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東京南部法律事務所 大住 広太

 新たに自由法曹団に加入させていただきました67期の大住と申します。私は、2014年12月、東京南部法律事務所に入所し、弁護士として仕事を始めて1年が経過しました。まだまだ分からないことが多く、あたふたしている毎日ですが、事務所の先輩方、事務局の皆さん、地域の民主的団体の皆さん、そして自由法曹団をはじめとする様々な法律家団体の皆さんに支えられ、充実した毎日を送っています。
 私が弁護士を目指したきっかけとなったのは、法律事務所の事務員を務める母です。母からは、様々な社会問題とその背景、弁護士として何ができるかなど、日常生活の中で教えられてきました。
 大学生になってからは、幸運にも様々な出会いに恵まれました。新宿駅前で街頭労働相談ボランティアを行ったり、1年次のゼミでは、ハンセン病患者療養施設である全生園に伺ってお話を聞かせていただいたり、御巣鷹山への慰霊登山を行ったりと、多様な経験をすることができました。このような活動を経て、法律で、様々な社会の理不尽なことによって困っている方々の力になりたいと考え、弁護士になろうと考えるようになりました。
 自由法曹団は,幼いころに母に総会か5月集会に連れて行ってもらったような気もしますが,明確に認識をしたのは修習生となってからです。自分が学んできた多くの憲法訴訟やえん罪事件に,自由法曹団の先輩方が取り組んでいらっしゃったことを知り,自分もそのような社会問題に取り組み人権を守る弁護士になりたいと思い,入団いたしました。様々な先輩方の経験を伺っていると,自分なんかにそのようなことができるのか不安になることもありますが,自分なりに社会での問題を見つけ,それに困っている人々を救う手助けができればと思っています。
 現在では、「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟弁護団、首都圏建設アスベスト訴訟弁護団に所属し、少しでも原告の方々の力になれればと思い、できることを精一杯やっています。
 2015年は,安保法制の成立に関連して,大きく社会が動いた年でした。私も,何度も国会前に足を運んだり,地域での学習会を行ったり,街頭宣伝を行ったりしました。日本が悪しき方向に大きく方針転換しようとしている時期に弁護士になったからには,これを阻止するため全力を尽くす所存です。
 今後も精進していく所存ですので、これからも皆様からのご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

 
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