新人紹介
城北法律事務所 結城 祐
- 団での活動
今回,自己紹介の機会をいただきました,城北法律事務所の結城(ゆうき)祐(たすく)と申します。
今年1月に入所してから早いもので9ヶ月が経過しました。この間事務所の先輩をはじめとして,団員の諸先輩方には様々な活動を通じてお世話になっております。この場をお借りして御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
現在私は団においては辺野古PTに所属しております。辺野古PTではこの間翁長沖縄県知事の埋立承認取消しに合わせて意見書を作成し,この紹介文を書いている10分程前に意見書発表の記者会見を致しました。物凄く緊張しました。
この意見書の作成を通じて感じたのは,辺野古新基地建設に反対する諸先輩方の姿勢の強さ,そして憲法に対する諸先輩方の熱い気持ちです。特に内藤功先生から憲法の趣旨を反映した意見書とすることとのアドバイスをいただいたとき自由法曹団の精神に触れることができた気がします。
なお,私が所属している『ノーモア・ベース・フェス』においても,次回企画に向けて話し合いが行われています。辺野古新基地建設反対に向けて運動面から盛り上げてまいりますので,今後ともご支援よろしくお願い致します。
- 弁護士を目指したきっかけ
私の「祐」という名前は困っている人を助けることが出来るような人間になってほしいという想いを込めて付けられました。そのため,幼少の頃からそのようになりたい,そうであれば弁護士か医者かと考えてきました。
そして,中学生の頃,新聞を読んでいてたまたま「過酷な取調べの実態」に関する記事を読み,何か胸に引っかかるものがありました。その後も,新聞で「取調べ」や「冤罪」という文字を自然と目に追うようになりました。と同時に,このような人権侵害が平然と行われるのは許されないのではないかと強く感じました。
私が弁護士を目指したのはこのような素朴な権力というものに対する疑問からであり,そして権力行使により権利を侵害され困っている人を助けたいと思ったからでした。
まだまだ未熟な私ですが,諸先輩方今後ともどうぞよろしくお願い致します。
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