自由法曹団 東京支部
 
 
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お茶の水合同法律事務所 津村 八江

 はじめまして。新65期の津村八江と申します。本年度の1月1日(元旦!)に弁護士登録され、お茶の水合同法律事務所に入所致しました。
 私は大学で人間工学を専攻した後、不動産会社に入社し10年ほど勤務しておりました。私が弁護士を志したのは、おおよそ4、5年ほど前、漠然とロースクールができたらしいという話を耳にした時です。
 私の勤めていた不動産会社はいわゆる地域密着型中小不動産で、売買仲介なんでもアリ、時には不動産と関係ない事も色々行う雑多な業者でした。しかも「何でもやってみよう」というモットーなためか、他の不動産業者からも複雑な事件が舞い込んできたりもします。例えば、借主が逮捕されて強制送還されたり(部屋はそのまま)、敷地に堅気でないような廃車が放置されたり、30年くらい前に借りていた方が土壌汚染したかも?とか、その他土地関係でも権利関係がわけがわからない事案も盛りだくさんです。色々な方に「これどうしたらいいかなぁ。」と相談されますと、社長ともども色々調べたりします。最終的には弁護士さんに依頼することもありますが、折角お客様に信用して頂いたのですから最後まで自分で解決したい、と考えたのが弁護士を志した理由です。7割合格するらしい、という甘言に乗ってしまった感は否めませんが(思い立ったが吉日とはいい言葉ですね)。
 このような経緯から、住宅や環境問題、町並み保存等の分野に取り組みたいと考えています。また、現在「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発事故被害弁護団に加わらせて頂きました。不動産業に従事していたからこそ、住み慣れた土地にどんなに愛着を持つか、新しく住む家にどんなに期待を持っているか、よくわかります。先祖代々住んでいた土地や、商売をやっていた土地、同じような土地があったとしても地縁が失われてしまえば意味がないのです。原発事故によって、これまでの公害被害と比べても多種多様な損害が生じています。被害にあわれた方が一刻も早く損害を回復されるよう、尽力する所存です。
 折角なので、趣味について。最近はお茶の水界隈でおいしいものを探すのが一番の趣味となっておりますが、何分行き当たりばったりの人生なもので、映画を見たり山に登ったり、誘われるがまま思いついたがまま、色々なことをやっております(夕方に温泉に入りたいなぁと思って博多行の夜行バスに乗ったときだけは後悔しました、16時間もかかるなんて!)。最近の目標としては、パラグライダーとジェットスキーの免許を取りたいなぁと思っています。あ、もちろんお酒は大好きです。
 最後に、弁護士になってまだ1か月ほどですが、弁護士業は前職以上に実に多種多様な方々のお話を伺ったり知らない事を調べたりと新しい出会いや発見が多く、知識不足を恥じつつもとても充実した毎日を送っております。持ち前の積極性を生かして色々なことに参加して、多くの方々の力になりたいと思います。
 「ざっくばらんに」ということでしたので、乱筆乱文をご容赦ください。至らぬところも多くありますが、これからよろしくお願いいたします。

 
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