被害あるところ団の旗あり 新人紹介
代々木総合法律事務所 三浦 佑哉
- 自己紹介
この度、自由法曹団東京支部の一員に加えていただくことになりました、代々木総合法律事務所の三浦佑哉と申します。
私は、京都市伏見区で生まれた後、南区への転居を経て、高校卒業まで京都府長岡京市で過ごしました。幼いころから野球等スポーツが大好きで、大学入学のために上京するまでの10年間以上、スポーツに明け暮れる毎日を送っていました。この時に培った「根性」、「忍耐力」は、今でも少しは役に立っているのではないかと思います。もちろん、団支部恒例のソフトボール大会は今から大変楽しみにしています。
- 弁護士を志した理由
少年にありがちなプロ野球選手になるという夢も高校入学時には諦め、自分の進路について真剣に考えましたが、幼いころからの夢に代わる新たな夢を見つけるというのはなかなか大変なことでした。ですが、父親からの、「社会に貢献できる人になってほしい。そして、強い人ではなくて弱い人の気持ちや立場が分かる人になってほしい。」という言葉をきっかけに、何らかの専門家として活躍して人の役に立ちたいという思い、加えて、世の中の間違っている制度や仕組みに間違っていると声を上げ、かつその声が一定の力を持ちうるような存在になりたいという思いを抱くようになりました。そして、そのいずれにも当てはまりうるのが弁護士ではないかと考え、弁護士を志すようになりました。
- 自由法曹団に入った理由
団の存在や活動は、青法協修習生部会のイベント等を通じて知りました。興味はその時からありましたが、強く入りたいと考えるようになったのは、東日本大震災に対する団の活動を知った時からです。震災後、直ちに対策本部を立ち上げ、直ちに声明を出し、直ちに現地に赴き、また直ちに声明を出す・・そのダイナミズムに圧倒されました。私も修習中に何度か被災地に行きましたが、そこには常に団員の先生がいました。「被害あるところ団の旗あり」とはまさにこのことだと感じ、自分もこの一員になりたいという思いを強くしました。
- 今後
まだまだ未熟者ですが、事務所では、労働事件を中心に様々な事案に関わらせていただき、大変充実した日々を過ごしています。ただ、個々の事件、特に労働事件を扱っていると、長時間労働・非正規労働・組合潰し等が常態化している日本の社会構造自体を抜本的に変えていかなければ、真の解決にならないと感じることが多々あります。このような悔しい思いを晴らすべく、労働分野を中心に団では活動していきたいと考えています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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