今年１月より，城北法律事務所に入所しました，田村優介と申します。修習期は新６３期です。
昨年，修習生の時，初めて団の５月集会に参加させていただき（といっても修習中ですので，土曜日のプレ企画だけだったのですが…），プレ企画の段階ですらその勢いに圧倒されました。本企画での討論の充実ぶり，そして，懇親会の規模は本当にすごい，と事務所の先輩から聞きまして，今年の５月集会にはフル参加する予定ですので，非常に楽しみにしております。
私個人の話をしますと，まず，出身は石川県金沢市です。大学から東京に出てきて，ロースクール，修習地も東京でしたので，東京に住んで１０年になります。
大学では，文学部で社会心理学を専攻しており，未修コースで法科大学院に進学した，他学部出身者です。大学のころから，社会と人の心理の関係性に興味があり，人が過労に至ってしまうメカニズムや，雇用形態の選択過程などに関心を持っていました。学部で少し勉強しただけなので専門的なことはさしてわかっていないのですが…。
過労問題，非正規雇用問題に関心があり，社会心理学の方面から，そういったことを研究したい，という気持ちもあったのですが，ちょうどその頃ロースクール制度が始まったことから，弁護士として労働問題に取り組みたいと思い，ロースクールに進むことにしました。
弁護士として，現場で，実際に困っている人を助けながら，さらには抜本的に日本の労働問題を改善できるような運動などもできたらいいな，と野望を抱いています。
弁護団事件としては，事務所に入ってすぐに，B型肝炎弁護団に参加させていただき，議員要請など，普通はなかなかできないような経験も，弁護士になりたての段階でさせていただきました。
とはいいつつも，まだまだ右も左もわからず，新鮮な毎日を過ごしている状態ですが，せいいっぱいがんばっていきたいと思っていますので，今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。