新人紹介
東京合同法律事務所 久保田 明人
1 自己紹介
はじめまして。私は、今年1月から東京合同法律事務所に所属している久保田明人と申します。
(1)生い立ちと現在
出身は、北海道留萌市(数の子が有名です。)で、その後、札幌、京都、大阪、和歌山を経て、この度、東京に来ました。田舎育ちなので、東京の人と人工物の多さに圧倒されていますが、現在は、第一線で活躍している事務所の先輩弁護士とともに仕事をして刺激を受け、B型肝炎訴訟や原爆症認定訴訟の弁護団に入れさせてもらって勉強をさせてもらい、他業種の人たちと触れ合うこともできており、東京に来てよかったなと思っております。
(2)趣味
趣味は、旅行、音楽鑑賞、映画鑑賞、読書、スポーツ、といろいろありますが、一番はやはり旅行です。私の放浪癖は幼少のころからあったようで、生後12か月のとき、親の目が離れたすきに家から出て、約5km離れたところで「発見」されたことがあると最近両親から聞きました。いままでは、主にアジアを旅行し、特にインドとビルマには今後も暇さえあれば何度でも行きたいと思っています。最近は、人の多い東京に住み始めた反動からなのか、モンゴルの大草原を馬で駆け回りたいという欲求に取り憑かれています。
モンゴルへの逃避傾向がありますが、今後も東京で皆様と御一緒に活動していきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
2 サマーセミナーの感想
8月27日と28日に開催されたサマーセミナー@山梨へ参加させていただきました。(私は、1日目の懇親会からの参加で、残念ながら、裁判員裁判の勉強会には参加できませんでした。)
(1)懇親会と二次会(1日目)
1日目の懇親会と二次会では、普段お会いできない先生方からこれまでの経験談や面白話などいろいろなお話を聞かせて頂き、とても有意義でした。今回のような合宿の醍醐味の一つは、普段お話しできない先生方と世代を超えてお話ができる点にあると感じました。
(2)講演会(2日目)
2日目は、明治大学の山本朗教授に、日露戦争時代から見る現代東アジアの平和に関する御講演をしていただきました。私は歴史に疎いのですが、山本教授の御説明は明快で、日本と列強大国の関係、日露戦争・韓国併合・大逆事件など各事件の意義、現代までの時代の動きなどが手に取るようにわかりました。なかでも、アメリカの軍拡のための方便として、北朝鮮脅威論・中国脅威論が説かれ、そのことが在日米軍基地の存在と自衛隊の強大化に正当性を与え、中東に至るまでのアジアの軍拡の連鎖につながっているということを御説明いただき、大変勉強になりました。
(3)おわりに
後学のために是非聞きたかった裁判員裁判の勉強会に参加できず残念でしたが、おいしい葡萄酒が飲めたことも含めて、私にとって実り多いセミナーになりました。次回も是非参加させていただきたいと思います。