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新和総合法律事務所


新和総合法律事務所 坂口 禎彦

 2006年1月に市ヶ谷の地で新しく事務所を開いて早や5年になります。
それまでは池袋の城北法律事務所にいました。私が事務所を開設するにあたって考えたことは、弁護士が永く執務できる法律事務所を造るためにはどのようにすればいいかという事でした。事務所の運営は共同して、仕事は各自がそれぞれの分野で行っていくという極平凡な事務所として始めましたが、ただ憲法の理念を実現することを基礎として築き上げていくことだけは守っていきたいと考えていました。
 設立5ヶ月目には福岡から松岡肇弁護士を迎え、2008年9月には現行61期の五十嵐哲弁護士を迎え現在弁護士3名で運営しています。現在の事務所になってからは、担当する事件もそれまでの事案以外でも成年後見など家事事件から、著作権などの新たな分野の相談、訴訟も増え、勉強し学びながら仕事に取り組んでいる状況です。
 私自身が提訴以来一貫して取り組んできた中国人の戦後補償問題や、中国残留日本人孤児の問題については今後も最後まで関わっていきたいと考えています。「人の心の痛みをわかるもの」でありつつ、かつ紛争の妥当な解決のために力を尽くしたいという「志」を忘れないで仕事に取り組んでいきたいと思います。
 21世紀は東アジアの中での日本を意識せざるを得ない時代だと思います。新しい平和の時代にふさわしい総合法律事務所として「新和」の名に恥じない様、みんなで頑張っていきたいと思います。設立満5周年にあたって、私どもは決意を新たにしています。今後ともよろしくお願いします。

 
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