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お茶の水合同法律事務所


お茶の水合同法律事務所 大辻 寛人

 お茶の水合同法律事務所は、5人の弁護士と2人の事務局からなる事務所です。
 弁護士は全員が自由法曹団の団員です。
 修習期別の構成を見ると、11期が1名、17期が1名、33期が1名、59期が2名となっています。
 珍しい構成だと思いますが、それはこの事務所が東京合同法律事務所のOBによって開設された事務所だからです。
 11期の福島等弁護士と17期の西嶋勝彦弁護士と他1名(3年後に独立)が事務所を開設し、その後、33期の小口克巳弁護士が合流して、現在のような体制となりました。
 59期の2名(私と渡邉恭子弁護士)は、現在の体制になってから、新規採用されました。
 先輩弁護士3名は、それぞれ、数々の歴史的な事件、特に刑事事件を経験してきたベテラン揃いです。
 福島弁護士は「再審においても疑わしきは被告人の利益の原則が適用される」という最高裁決定を引き出した白鳥事件に弁護人として参加していました。
 また、西嶋弁護士は、八海事件など多くの刑事事件に携わり、現在も袴田事件の弁護団長として袴田巌さんの再審開始に向けて尽力されています。
 小口弁護士は、最近では東京高裁で無罪判決を勝ち取った国公法弾圧堀越事件に弁護団として参加されています。
 若手2名については、渡邉弁護士は生活困窮者に対する生活保護支援活動などを行っており、ホームレスの男性に対する生活保護却下の取消しを新宿区に求める新宿七夕訴訟の代理人として活動しています。
 私は、神田駅周辺の住民がJR東日本に対して提起した、東北新幹線の高架の上に更に高架を積み重ねるという工事の差止めを求める訴訟に、弁護団事務局長として参加しています。

 事務所は若手も含めて全員がパートナーという形態をとっていますが、若手には登録当初から様々な支援をしていただいており、とても助かっています。
 ざっくばらんな雰囲気の事務所で、弁護士会での委員会活動や弁護団活動などについても特に制限がなく、めいめいが興味のある活動を自由に行っています。
 修習生のころに事務所を訪問した際、自由法曹団員の活動を紹介したパンフレットを拝見しました。その中に、修習中に傍聴し感動した東京大気汚染公害訴訟も紹介されていたのが、思えば団に加入したきっかけでした。
 現在、私自身は、自由法曹団の企画や活動にほとんど参加していないので大変恐縮なのですが、事務所全体でいえば自由法曹団との付き合いは長いのではないでしょうか。
 とりとめのない紹介文になってしまいました。最後に、私が参加している神田の裁判についてホームページを紹介しておきます。
 事務所紹介の記事なので反則的ですが、知名度の低い事件です。少しでも興味を持っていただける方が増えればと思い、掲載させていただきます。

住民作成のホームページ
http://www.kanda-kankyo.net/

弁護団作成のページ
http://www.news-pj.net/npj/2008/kandaeki-20080620.html

 
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